敏感なお肌の方から、ご年配の方、生まれたばかりの赤ちゃんまで幅広く使えるセキューラシリーズ。
この記事では用途別に、どのセキューラを選べばよいかご紹介します。
※製造販売元スミス・アンド・ネフュー社の許可に基づき、同社発行の「わかりやすい『指導箋』」を再編集して掲載させていただいています。
セキューラの特徴
それぞれの商品が得意とする特徴がわかると、商品を選ぶ際に役立ちます。
保湿する
冬になると気になる方も多い「皮膚の乾燥」。 皮膚が乾燥すると、表面の細胞同士のつながりが弱くなり、はがれやすくなります。
かゆみが出たり、キズができると痛みの原因になったりします。
水分や油分を皮膚に補給してくれる保湿クリームは、皮膚の乾燥を防いでくれます。
はっすい効果で肌をまもる
皮膚には異物が体内に入り込むのを防ぐ、バリア機能があります。
乾燥や皮膚疾患で弱った皮膚は、バリア機能が減少することも。
汚れや水をはじくはっすい効果のあるクリームは、減少した皮膚のバリア機能を補ってくれます。
手間をかけずに清潔を保つ
皮膚についた汚れは皮膚への刺激となったり、細菌など病原体の繁殖につながったりします。
皮膚をすこやかに保つために、まずは入浴やシャワーなどで皮膚を清潔にします。
入浴できない時でも皮膚を清潔にできる水の要らない洗浄剤は、ケアの負担を和らげてくれる便利な商品です。
皮膜で粘着剤などの刺激から肌を守る
皮膚に優しいテープやストーマ用装具などを使用していても、繰り返し使用するうちに肌も傷つくことがあります。
皮膜剤は皮膚の表面に、刺激から肌を守る薄い膜をつくります。
セキューラノンアルコール被膜なら、被膜の上からテープやストーマ用装具を貼ることができます。
被膜をつくる商品
- セキューラ ノンアルコール被膜(スプレー、スティックタイプ、ナプキンタイプ)
スミス・アンド・ネフュー社がご紹介する使い分け14選です。
使用するシーンに合わせておすすめの商品が紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
PDFでご覧になる場合、患者さまにご紹介する場合はこちら
1.頻繁な手洗いによるスキントラブル(手荒れ)ケアに
2.入浴後の全身への保湿スキンケアに
3.乾燥する季節の全身スキンケアに
4.足部分・下肢・かかとへのスキンケア保湿に
5.手足症候群(HFS)への事前ケアとして
6.院内感染対策における手あれ予防に
7.ぜいじゃくな皮膚への保湿ケア
8.ドライスキンの予防を必要とされる患者さまへの保湿ケア
9.透析療法をお受けの患者さまへのスキンケア・乾燥予防ケア
10.がん治療患者さまへのHFS事前保湿ケアに
11.洗浄と保湿と労力軽減も得たい際に
12.はっすい被膜で尿失禁・便失禁から皮膚を守りたい際に
13.ストーマ用装具等による皮膚ダメージから皮膚を守りたい際に
14.粘着剤による刺激から皮膚を保護したい際
- セキューラ商品が幅広く使えるのは、使う人の意見も取り入れているからでしょう。 前回の記事でもご紹介したように、セキューラシリーズの製品は医療従事者だけでなく、患者さまやそのご家族などの声を基に製品が開発されています。 そのため、誰にとっても使いやすい商品といえます。 ケアを受ける方も、ケアをする方も、健やかな肌のために日常からご一緒にお使いいただける商品です。 選び方に困ったときは、おかかりの病院でも相談してみましょう。 ぜひ、ご自分にあった使い方・商品を見つけてください!